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大分に新堅守速攻の形見えた

ウェズレイは前線から広島DFストヤノフ(左)にプレッシャーをかける
ウェズレイは前線から広島DFストヤノフ(左)にプレッシャーをかける

<練習試合:大分3―2広島>◇26日◇宮崎・シーガイアイベントスクエア◇45分×3本

 大分シャムスカ監督のムチ!? が効いた。ゼロックス杯(3月1日・国立)に出場する広島と26日、練習試合を行い、3―2の逆転勝ちで宮崎キャンプを締めくくった。ちょっぴり太めのウェズレイと、高松の2トップは無得点に終わったが、前線からの激しいプレスで貢献。新しい堅守速攻の形が見えた。

 新2トップが守りでも見せた。「ウェズレイ、いけー」「(高松)大樹、いけー」。味方DFから容赦なく浴びせられる声に2人は「ひーっ」「オーッ」と悲鳴を上げながら、相手DFに猛然と襲いかかった。「前からプレッシャーをかけ、いいところでボールが取れてチャンスが広がった」と高松主将。2本目37分に生まれたMF鈴木の同点ゴールは、激しいプレスに相手が苦し紛れに出したパスをカットしたDF上本のクロスから生まれた。2分後には、FW陣がかき回してできたスペースからMFホベルトがミドル弾。2トップの奮闘が、終盤の逆転を呼び込んだ格好だ。

 昨年までボールを持った相手DFを追いかけ回す役目だったFW山崎がG大阪に移籍。「(高松、ウェズレイ)両方に山崎の動きをやってもらわないとね」とシャムスカ監督。山崎とはタイプの違う2人への指令も当然と言わんばかりで、確実に上り調子のチームにも「動きはどんどんよくなっているが、スピードがもう1歩」とさらなるムチを打つ。開幕2週間を切り、同点弾の鈴木副主将も「攻撃で飛び出す選手がいないし、守備でも90分、集中しきれていない」とチームの課題を指摘。開幕ダッシュへ、指揮官からのムチはまだまだ終わりそうにない?

[2008年2月27日8時32分 紙面から]

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