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大分ドローもFW高松3戦連発/J1

後半18分、大分FW高松(中央)はトゥーリオのFKに頭で合わせ同点ゴール
後半18分、大分FW高松(中央)はトゥーリオのFKに頭で合わせ同点ゴール

<J1:大分1-1C大阪>◇第27節◇14日◇熊本

 大分FW高松大樹(25)が「3戦連発」で初のA代表入りへアピールした。C大阪戦の後半18分に今季初めて頭で同点弾を突き刺した。アジア杯インド戦(11日)のメンバーに選出されなかったものの、直前には日本協会から招集の可能性を伝えられていた。この日のゴールでA代表選出は現実味を帯びてきた。試合は1-1で引き分け、8位へ後退した。

 十分に加速した183センチの体が左クロスの落下地点に突っ込んだ。相手マークを振りほどき、額でたたいたボールが勢いよくネットに刺さった。後半18分、高松が意外にも今季初めて頭で決めた。C大阪のリードをわずか3分で奪い取る同点弾。「チャンスがあれば決めてやろうと思っていた。トゥーリオのクロスがよかったので合わせるだけでした」。チーム最多5本のシュートを放ち、ポストプレーでも大分の攻撃を引っ張った。

 前節川崎F戦の出場停止を挟んで「3戦連発」で今季11点目。自身の年間記録をまた更新した。開幕当初は昨年18点を挙げたエースFWマグノ・アウベス(現G大阪)の抜けた穴を心配されたが、安定感あるプレーで不安を一掃し、チームを引っ張る。この日は2点目を奪えず引き分け。「今日のような試合でFWが決めれば勝てる。もっと自分がきっちりしていれば…」とシャムスカ体制で最長となる3戦未勝利の責任を感じていた。

 エースの自覚が芽生えた高松がオシムジャパンに初選出される可能性が高まってきた。アジア杯インド戦メンバーの発表前には「招集の可能性があるので、準備をしておくように」と日本協会から連絡を受けた。故障者が出た場合の“保険”だった。高松は「今はチームで勝利という結果を残すだけ」と平静を装ったが、この日のゴールで「夢」と語るA代表は確実に近づいてきた。【押谷謙爾】

 大分DF藤田(5試合ぶり出場で果敢に攻撃参加)「1点がほしかった。(移籍元の)ジェフでもそうだけど、DFが攻め上がると相手もマークにつきにくい」

 大分GK下川(出場停止の西川に代わり今季リーグ戦初出場)「結果を出したかったので悔しいです」

 大分DF三木(カウンター合戦の後半について)「相手が数的優位な速攻を2、3回浴びた。そういう状況を与えてはいけない」

[2006年10月15日8時15分 紙面から]

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