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第8回レギュラー背番で守護神つかむ

◆ GK神山竜一(22)


福岡GK神山竜一
福岡GK神山は練習の一環でサッカーボールでお手玉をする

◇幼稚園から一筋

 NO・1連載に、この選手を忘れるわけにはいかない。今年から福岡の背番号1を背負うGK神山竜一だ。4年間、控えで学んだすべてを今年にかける、福岡の守護神に最も近い男だ。

 経験がものを言うGKの世界で、神山は高校卒業後4年間、控えとして過ごしてきた。幼稚園からGK一筋、中学2年から高校卒業までレギュラーの座を譲ったことがなかった神山の背中に、5年ぶりに1番が戻ってきた。「試合に出ることが一番大事なので、背番号とかにはこだわりません」。神山は、あくまでも最後のとりでを守ることに集中する。

 昨年、Jデビューを果たした。ベンチからと、ゴールマウスの前から見る試合とは全く雰囲気が違ったという。「プレッシャーのかかり方が違いました。声も、思ったよりも届かなかった。水谷(雄一)さんのそばで勉強してきたことは財産だけど、実戦でないと分からないことも多かった」(神山)。

◇砂浜で自主トレ

 リトバルスキー監督(46)は「経験が必要なポジションなので、若い2人(内藤、六反)よりも神山、ノグチピントが有利だろう」と話す。神山は右ふくらはぎを痛めて1月末から別メニュー調整を続けていたが、13日からは戦術練習に復帰。「最後(16日)だけでも練習試合に出て、カンをつかみたい」と言えるまで回復した。

 このオフ、初めて大阪・堺市の実家を離れ、和歌山・加太(かだ)で自主トレを積んだ。練習前に砂浜で毎日1時間、ジョギングして下半身を鍛えた。今年にかける思いは強い。「(GK)4人の中で1番に試合に出て、勝利に貢献して、次も使ってもらう。安定感を出すのが、今年の目標です」。プロ5年目の正GK奪取へ、体を張るときがやってきた。【佐藤千晶】

 ◆神山竜一(かみやま・りゅういち)1984年(昭59)11月10日生まれ。大阪・堺市の青英幼稚園で4歳からサッカーを始めて以来、ずっとGK。G大阪堺ジュニアユース、島根・立正大淞南を経て03年、福岡に加入。昨年5月6日のJ1広島戦(広島)でデビューした。188センチ、93キロ。



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