第4回鬼軍曹、ピッチ外では習慣「マガ人」
◆ MF久藤清一(32)

- 福岡MF久藤は今年、ゲームキャプテンを務める
◇手控えても週4冊
福岡一番のマンガ通、MF久藤清一(32)は今年、リトバルスキー監督にゲームキャプテンを任された。プロ初のキャプテンマークを付けるサッカー歴24年目のシーズンへ、期するものは強い。
「ヤンマガ、スピリッツ、ヤンジャン、ヤングサンデー、あ、月刊マガジンも買ってます」。久藤に現在、購読しているマンガ雑誌を聞くとスラスラ週刊誌4誌、月刊誌1誌の名前を挙げた。福岡での発売日の月、木曜は必ず週刊誌を買いに出掛ける。「久藤のすごいのは、読んでいる連載の内容を覚えていること。たまに読んで『これ、どんな話だったっけ?』と聞いても、ほとんど教えてくれますよ」(MF布部)。最近は長女、梨々花ちゃん(2)の手前、控えているが、一時は週刊誌7冊を買っていたという。
◇ゲームキャプテン
「プロに入って、通学とかに使っていた時間に余裕ができてから読み始めました。今は格闘技のマンガが好きですね」と話す久藤は、移動やキャンプ中も、さまざまなジャンルのマンガを読んでいる。「雑学は結構、身についているみたいで、クイズ番組を見ていて、結構知ってる問題が多いですよ」。
オンとオフの切り替えは見事だ。今年、リトバルスキー監督(46)からゲームキャプテンに指名された。中学のサッカー部で主将に選ばれて以来のキャプテンマーク。「今まで、どちらかというと好き勝手にやってきた。今年は細かい部分も若手に言っていこう、と思っていたところだったので、良い勉強になると思う」。マンガ好きの兄貴、という一面を封印し、ピッチでは声を出し続ける鬼軍曹だ。
サッカー歴24年目、プロ13年目の久藤が最も印象に残るキャプテンに挙げたのは磐田・中山。「中山さんは特別です。何も言わずについていかないと、いけない雰囲気ですね」。自身は、対話を重視する。「若い選手が多いし、話し合うのが一番。どんどん、話をしていきたい」。話せるキャプテンは、J1復帰までチームを引っ張る。【佐藤千晶】
◆久藤清一(くどう・きよかず)1974年6月21日生まれ。筑陽学園から磐田入りし、94年8月20日のG大阪戦でデビュー。磐田から期限付き移籍した98年にはJ1参入決定戦を経験、C大阪を経て06年に福岡に復帰した。J1通算223試合8得点、J2通算35試合3得点。173センチ、67キロ。