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福岡がスカウト・育成部門にも大ナタ

 契約選手の半数を放出した福岡が、育成部門にもメスを入れた。沖野等育成統括(48)と中村重和スカウト(49)に対し8日までに、契約を更新しないと通告していたことが分かった。後任は未定。福岡は今年、育成部門を独立させて、沖野統括にジュニアからユースまで一本化した強化を託したが、わずか1年で体制を変える。

 沖野統括は昨年サテライト監督に就任し、降格決定後はトップチームの監督代行として天皇杯を指揮した。中村スカウトは02年8月から監督を務めた後、03年に管理強化部長に就任。MF中村北斗(22)城後寿(21)らを獲得し、最終年の05年にはJ1復帰を決めた。都筑興社長(66)は「財政的な事情も(契約更新しなかった)理由のひとつ」と説明。田部和良GM(46)は「2人の仕事を集約して1人にする可能性はある」と、組織再編を示唆した。

 都筑社長は「組織には活性化も必要。(2人をやめさせた)一面だけでなく、今後を見てほしい」と話すが、持論の中長期的な強化とは逆行する人事となった。田部GMは「スカウトという役職をおかなくても、スカウティングはできる。自分も各学校との関係は保っていく」と自信を見せたが、急激な体制変更に違和感を抱く学校指導者もいる。下部組織にも及ぶ大改造は、将来的な戦力獲得にも影響しそうだ。

[2007年12月9日9時10分 紙面から]

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