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福岡リティが個別レッスンで自信回復だ

就任会見を終えた福岡リトバルスキー新監督は都筑社長(左)らと握手
就任会見を終えた福岡リトバルスキー新監督は都筑社長(左)らと握手

 「リティの部屋」で自信回復だ。福岡のピエール・リトバルスキー新監督(46)が、個人レッスンで、イレブンの潜在能力をフルに引き出す。22日、福岡市内で就任会見に臨み「選手1人ずつが自信を失っている」と、1年でJ2に降格したチーム状態を指摘。来年1月15日の始動後は、個別に選手を指名し、マンツーマン指導で気力回復を図る。

 敵将としてぶつかった体験が、チーム立て直しのスタート地点だ。横浜FCの監督時代、福岡との対戦は2勝3敗3分け。「松田監督(現神戸監督)のときは強かった。J2でいっぱい勝った」。会見では期限付き移籍先のV・ファーレン長崎から復帰が決まっているFW林やDF川島ら、今季出場機会が少なかった選手の名前も出し「ポテンシャルが高い選手は多い」と、選手の印象を口にした。

 自信回復には、監督自らの経験を注入する。選手として3度出場したW杯で優勝1度、準優勝2度。輝かしい実績に、小林伸二新チーム統括グループ長(46)は「プレーヤーとしてのイメージもあるので、選手も受け入れやすいと思う」。全体練習は、週1、2回が2部練習を予定。その午後の部を、特定のポジションに必要な技術を専門的に行う「ファンクショントレーニング」の時間に当てる。「日本人はもっと個性を磨かないと」という新監督の指摘を、自信回復プランの柱に据える。

 すでに、選手にはオフのトレーニングメニューを書いたメモを配布。1日12キロ走のメニューもあるが「現役時代に自分でもやった。大丈夫」と、流暢(りゅうちょう)な日本語で語った。自信を失い、伸び悩む才能を、世界基準の経験を生かして再生させる。1年でのJ1復帰を掲げる福岡再生の道が、リトバルスキー新監督に託された。【村田義治】

[2006年12月23日9時1分 紙面から]

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