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長崎北陽台に「浦効果」/高校ラグビー

- 長崎北陽台CTB設楽は相手DF陣を振り切りそのまま中央にトライを決める
<高校ラグビー:長崎北陽台43―7東海大翔洋>◇1回戦◇27日◇花園
長崎北陽台(長崎)が東海大翔洋(静岡)を43-7で破り2回戦進出を決めた。モールで2トライを挙げるなどFWで相手を上回った。前監督で94年に準優勝に導いた浦敏明コーチ(60)が4月にチームに戻り、FWを徹底的に鍛えた成果が出た。3年ぶりに花園出場を果たした玉竜(鹿児島)は西陵(愛知)に7-41で敗退。昨年は3回戦進出を果たした名護(沖縄)も初戦敗退に終わった。
2年ぶりの花園で、長崎北陽台FWが存分に力を見せつけた。開始5分で先制トライを奪われたが、あわてることはなかった。11分にWTB池田のトライで同点。さらに28分にはモールで相手を20メートルも押し込んでトライを決め逆転した。さらに後半7分にもモールで押してトライを決めた。平均体重で2・6キロも軽い長崎北陽台FW陣がモール、ラック、スクラムと相手FWを押しまくった。「相手はたぶんFWで来るだろうと予想していました。こっちがFWで押せば相手は何もできないと思ったので、今日はFWで勝負しようと言っていました」。思い通りの展開に松尾監督は笑みを浮かべた。
前監督で準優勝の経験もある浦コーチが今年4月、定年退職と同時に7年ぶりに戻ってきた。他校へ赴任して1度はチームを離れたが、4月から同校講師となりラグビー部コーチとしてFWの指導にあたる。浦コーチがまず行ったのは体づくり。毎日2時間弱の練習だが、週2回は必ず筋力トレーニングを行い、限界ギリギリの負荷をかけて徹底して鍛えた。「精神的に鍛える目的もあったんです」と浦コーチは説明する。選手は低い姿勢でのスクラムやタックルなどを徹底してたたき込まれた。「トレーニングをしてタックルしてもけがをしなくなりました」とフランカー高岸も手応えを感じている。
次の相手はシード校の仙台育英(宮城)だ。心も体もパワーアップした「青い波」がシード校を打ち破る。【前田泰子】
[2007年12月28日8時38分 紙面から]
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