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千原台は大満足の2位/高校駅伝女子

- 2位でゴールする千原台のアンカーの池田(撮影・梅根麻紀)
<全国高校駅伝:女子>◇23日◇京都・西京極陸上競技場発着(5区間21・0975キロ)◇47チーム◇曇り、気温11度、湿度87%、南南東の風1メートル(スタート時)
女子は2年ぶり出場の千原台(熊本)が1時間8分16秒で9年ぶり3度目の準優勝に輝いた。アンカーの1年生池田絵里香が区間賞の走りで、5位から2位に浮上した。神村学園(鹿児島)は6位で2年ぶり5度目の入賞を果たした。男子は九州学院(熊本)が6位となり2年連続入賞。九州勢では唯一、入賞を決めた。
2年ぶりの都大路で千原台が見事な復活を遂げた。2位でゴールテープを切ったアンカー池田の目から、あふれる涙が止まらなかった。「係員の人に『2位だよ』と言われて涙が出てきました」。泣きべそ顔のまま、先輩や関係者に笑顔で迎えられた。
「表彰台に立つ」という目標のもと全員が力を出した。1区の江藤佑香子主将(3年)が5位でスタート。4区まで5位以内をキープしたままアンカーへタスキが渡った。「根性が据わっている」と江藤主将が一目置く池田が最終区間で勝負強さを発揮した。中間点で1度スパート。それでも後続を振り切れずに残り1キロでさらにスパートをかけた。「弱気はだめだと攻めるつもりで精いっぱい走りました」。2度のスパートで2位に浮上し区間賞を獲得。志水貢一監督(59)もレース後「来年は1区だからな」と思わずエース区間を約束するほどの頼もしさだ
悔しさがバネになった。昨年は県大会で敗れ、都大路で走れなかった。志水監督は「感謝の心が足りなかった。練習をやらされてると感じていてはだめだと思った」と選手の意識改革に努めた。選手も練習に取り組む姿勢や意識が変わっていった。池田は今月の修学旅行にも行かず「私は駅伝にかけます」と1人熊本に残って練習を続けた。「池田に学ぶ点はいろいろありましたね」と志水監督は池田の練習へのひたむきな姿勢を高く評価する。
3度の準優勝を経験し、残る目標は頂点しかない。「来年こそ優勝します。来年は監督が還暦なのでいい結果を出したいです」。池田は高らかに宣言した。【前田泰子】
[2007年12月24日8時44分 紙面から]
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