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東福岡、V逃すも悔いなし/高校ラグビー

- 優勝を逃した東福岡フィフティーンはガックリと肩を落とす
<全国高校ラグビー:東海大仰星19―5東福岡>◇7日◇花園◇決勝
またも決勝の壁にはね返された。東福岡(福岡)の初優勝は夢と消えた。東海大仰星(大阪第2)の前に5―19で敗れ、4年ぶり3度目の準優勝に終わった。前半は0―0でしのいだが、後半は東海大仰星の強力FWに押され、連続してトライを許した。ロスタイムでトライを1本返し意地を見せたが、決勝3度目の挑戦も、過去2度に続き、またも近畿勢の厚い壁に阻まれた。
ノーサイドの笛が鳴った瞬間、東福岡の選手たちはたまらず地面に突っ伏した。涙を流して天を仰いだ。3度目の挑戦もまた、大阪勢に阻まれた。「選手は成長した姿を見せてくれた。(東海大)仰星という目標があったから選手はここまで成長できたと思う」。準優勝に終わったが、谷崎監督は力を出し切った選手をたたえた。
準決勝まで大会初となる4試合連続50得点を挙げたが、東海大仰星の強力なプレッシャーにはかなわなかった。後半6分、モールで先制トライを奪われた。得意のパスワークもインターセプトされてトライを奪われた。後半ロスタイムにWTB森山がゴール左にトライしたのが最後の意地だった。「あれは全員で取った最高のトライでした」。NO8有田はみんなの気持ちを代弁した。
夏の練習試合では0-62と大敗した相手。有田主将は悔しさのあまり、泣きながらプレーした。その5カ月後、リベンジはならなかったが、点差は14点に縮まった。夏よりも成長した姿を相手に見せることができた。「みんな体を張って、プライドを持ってやってくれた。やりきったという気持ちです」。有田自身、準優勝までに終わった兄2人の悲願をかなえることはできなかったが「一生懸命やったので分かってくれてると思う」と胸を張った。
何度はじき返されても、必ずまた花園の決勝の舞台に戻ってくる。ユニホームに刻まれた「フェニックス(不死鳥)」の文字とともに、どんな苦難にも負けない精神は後輩に受け継がれていく。東福岡の花園優勝を目指した戦いがまた、始まる。【前田泰子】
[2007年1月8日8時52分 紙面から]
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