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NW北九州が初優勝/KYUリーグ

逆転優勝に与那城監督を胴上げして喜ぶニューウェーブ北九州イレブン
逆転優勝に与那城監督を胴上げして喜ぶニューウェーブ北九州イレブン

<KYUリーグ>◇28日◇最終週・5試合◇本城陸上競技場ほか

 創設7年目のニューウェーブ北九州が、劇的な逆転で初優勝を飾った。第1試合で海邦銀行に4-0で圧勝し、勝ち点を54にすると、前日(27日)まで勝ち点52で首位に立っていたホンダロックが、第3試合でV・ファーレン長崎に1-2で逆転負け。スタンドで戦況を見守ったニューウェーブ北九州に優勝が転がり込んだ。ニューウェーブ北九州と2位ホンダロックは、JFL昇格をかけ、全国地域リーグ決勝大会(11月23日開幕・広島ほか)に出場する。

 完封で最終戦を飾ってから4時間。スタンドでV・ファーレン長崎の“サポーター”と化したニューウェーブ北九州イレブンが、お祭り騒ぎとなった。海邦銀行戦で2得点を決めたMF森本惟人(25)は「どんな形でも優勝したかった」と興奮気味。元東京VのFW藤吉信次(37)も「優勝でも、2位でもいいと思っていたが、やっぱり優勝してよかった」と声を弾ませた。

 創設7年目でチームが生まれ変わった。今年2月に与那城ジョージ監督(57)が就任。「守備をしっかりして戦うという明快な方向性を示してくれた」と原憲一GM(55)。東京VからGK水原大樹(31)を獲得するなど守備陣の整備を進め、9試合連続を含む20試合中14完封。シーズン通算8失点という堅守に前新潟の桑原裕義主将(36)も「失点がひとケタとは信じられないが、やるべきことはやってきた。(逆転Vは)神様が見ててくれたということでしょう」と胸を張る。

 昨年から北九州市の補助金を受け、今季は9人がプロ契約。元Jリーガーのベテランがチームをまとめ、若手も力を伸ばした。次はJFL昇格をかけた戦いが待つ。J昇格チームの有無で、今後JFL切符の数が変更される可能性があるが、2位以内はJFLに自動昇格できる。「ここで負けたら(優勝した)意味がない」と桑原主将。ニューウェーブ北九州の本当の戦いはこれからだ。【村田義治】

[2007年10月29日8時17分 紙面から]

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