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ロッソ熊本ひやひや再スタート/JFL

開幕戦を白星で飾り、サポーターの声援に応えるロッソ熊本イレブン
開幕戦を白星で飾り、サポーターの声援に応えるロッソ熊本イレブン

<JFL:ロッソ熊本2-1流通経大>◇前期第1節◇18日◇熊本県民総合運動公園陸上競技場

 ロッソ熊本がJリーグ昇格へひやひやの再スタートを切った。U-22(22歳以下)代表のGK林らレギュラー4人を欠く流経大に大苦戦。1-1の後半39分にFW高橋のPKで勝ち点3を手にしたが、立ち上がりから大学生の俊敏な動きに振り回された。「勝つサッカーでなく、魅せるサッカーをしたい」。開幕前にそう語っていた池谷友良監督(44)も「入場料を半分ぐらい(観客に)返さないと」と、笑みはなかった。

 2月の横浜FCとのプレシーズンマッチではさえた前線からの激しいプレスが影をひそめた。開始1分に浴びた流経大DF池田の強烈なヘディングシュートがバーに救われた後も、先発にJリーグ経験者10人を並べた豪華布陣が球際で大学生に何度もボールを奪われた。「どうしても負けられないという思いがあった。テンポが悪かった。判断が遅かった」。指揮官の口からは反省の弁が続いた。

 Jリーグ昇格をかけた昨年は終盤に失速し、5位に終わった。2月のJリーグ理事会でJ2昇格条件が「原則2位以内」から「4位以内」と緩められたが、新たに11選手を補強した新体制は格の違いを見せ付けることはなかった。「辛抱強く我慢したのが勝因。残り33試合。今日の気持ちを忘れずに、昇格だけを信じてパワーアップしていきたい」と、池谷監督は前を見据えた。苦戦の再スタートをJ昇格への糧にする。

[2007年3月19日8時38分 紙面から]

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