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神村学園は「融合」が強み/高校サッカー

桐光学園対神村学園 後半32分、神村学園MF五領(右)が勝ち越しゴール
桐光学園対神村学園 後半32分、神村学園MF五領(右)が勝ち越しゴール

<全国高校サッカー:神村学園2-1桐光学園>◇3日◇三ツ沢◇3回戦

 初出場の神村学園には、全国屈指の経験が注入されている。竹元監督が目指す「鹿実の強さ」+「東福岡の速さ、正確さ」が、前半18分の鮫島の先制ゴールに凝縮されていた。まずは自陣で相手のクリアボールを頭で押し返したDF塗木のヘディング。1対1に強く、前に向かう鹿児島実の強さを発揮して、1発で相手DF裏への絶好のパスに変えた。そして、左サイドから遠藤の低い弾道のクロスはピンポイントで鮫島に。サイド攻撃を得意とする東福岡ばりの、速さと正確さを合わせたクロスだった。

 竹元監督は、90年度に全国準優勝した鹿児島実の主将。地元で指導者を志し、神村学園高等部女子サッカー部監督に就任。その後、中等部男子監督となり、持ち上がりで高等部男子サッカー部の監督に就いた。だが、恩師である松沢隆司・鹿児島実総監督(66)がその前に立ちはだかる。「同じことをやっていては勝てない」。気持ちのこもった「鹿実魂」に、精度の高い東福岡の技術の融合を図り、創部当時から東福岡に遠征を繰り返してきた。決勝ゴールもゴール前で細かくパスをつなぐ神村学園らしさを披露。「今日のゴールは2つともいいゴールだった」と竹元監督。強さと正確さをあわせ持つ九州サッカー界の新星が、全国に新風を吹き込む。

[2007年1月4日8時41分 紙面から]

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