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国見21年目で初の初戦敗退/高校サッカー

初戦敗退し悔しそうな国見の小嶺総監督(中央)(撮影・進尚幸)
初戦敗退し悔しそうな国見の小嶺総監督(中央)(撮影・進尚幸)

<高校サッカー:八千代0-0(PK5-4)国見>◇31日◇柏の葉◇1回戦

 21年連続出場の国見が初めて初戦で消えた。過去20年で180回もネットを揺らした伝統の爆発的な攻撃は鳴りを潜めたまま。2次、3次とこぼれ球を拾ってはゴールを襲う波状攻撃はなかった。0-0で突入したPK戦で2本外し、力尽きた。「(戦力的には)一番厳しかったのではないかな。新人戦も総体も(県大会で)負けたが、選手たちはようやったと思う」。戦後最多タイ6度の優勝を誇る小嶺忠敏総監督(61)はサバサバと振り返った。

 小嶺総監督は06年3月まで6年間国見の校長を務めた。校務に追われ、スカウティングやチーム強化への影響は否めず、編成で苦労した。同4月から本格指導が復活。実戦で鍛える国見が8月の阿蘇合宿では基礎練習に取り組んだ。冬場に向けてチームを仕上げた。だが、12月上旬の練習試合で主力のMF三浦淳(2年)が内臓を負傷。展開力のある大切なボランチを失う不運が追い討ちをかけた。

 1回戦負けの悔しさを胸にしまって、指揮官はすぐに前を向いた。「世の中、いい時もあれば苦しい時もある。クヨクヨしてたら次に進めません」。さっそく新チームの強化だ。バスで移動しながら8日の国見高到着まで全国各地のチームと練習試合を行う。ハンドルを握る小嶺総監督の手に例年以上の力が入る。名門再建の道はここから始まる。【押谷謙爾】

[2007年1月1日9時34分 紙面から]

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