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佐賀東が国立目指す/高校サッカー
<全国高校サッカー佐賀大会:佐賀東3-0佐賀商>◇11日◇鳥栖スタジアム
佐賀東が、3年連続3度目の全国切符を手にした。1─0で前半を折り返すと後半6分にはゴール前の混戦から小田聖志郎(2年)が、頭で押し込み2点目。3点目も左CKからのセットプレーで奪うなど完封勝ち。新チーム結成後、新人大会と国体予選で2連敗中の佐賀商にリベンジを果たした。昨年度の大会では全国初勝利を挙げ、県勢の初戦連敗を9でストップ。今大会は県勢初の国立(4強)を目指す。
確かなベンチワークで、佐賀東が3連覇を手繰り寄せた。試合前から雨で球が滑りやすいピッチを利用した。前半20分、DF内田智也(3年)が右サイドから、監督の指示通りの地面すれすれの低弾道クロス。加速する球に相手DFがクリアミスし、ゴール前に詰めていたFW井上博喜(2年)が先制弾だ。「狙い通りでした」。後半6分には、左CKからゴール前に折り返した浮き球を小田が頭でゴールにねじ込んだ。準決勝で腰を痛め、痛み止めの注射をうって決勝3日前に始動したばかりの男は「セットプレーでは佐賀商のマークが甘くなるのは分かっていた」と、試合を決定づける2点目にしてやったりだ。
それでも、全国上位を狙う蒲原晶昭監督(36)は不満の様子。「内容が良くない。中盤のビルドアップをコンスタントにできないと全国では通用しない」。佐賀商に完封勝ちを収めたが、自慢の中盤のパス回しが相手にカットされる場面もあり、笑顔はなかった。
昨年度は全国初勝利を挙げ、県勢の初戦敗退記録を9で止めた佐賀東イレブンだが、目標はあくまで国立切符(4強)。「全国に行くだけなら、面白くない。2つ、3つ勝てるようにしたい。明日から追い込んで、準備したい」。蒲原監督の視線は、早くも全国へと切り替わっていた。【浜崎孝宏】
[2006年11月12日13時50分 紙面から]
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