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神村学園延長制し初V/高校サッカー

- 開始27秒、先制した神村学園FW鮫島(右から2人目)は仲間の祝福を受ける
<全国高校サッカー鹿児島大会:神村学園2-1鹿児島城西>◇5日◇県立鴨池陸上競技場◇決勝◇40分ハーフ(延長10分ハーフ)
創部5年目の電撃切符だ!中高一貫で強化してきた神村学園が、うれしい全国大会初出場を決めた。開始わずか27秒で、FW鮫島翼(2年)が先制ゴール。後半に同点とされたが、延長でも開始1分にMF永畑祐樹(2年)の決勝ヘッドが炸裂。鮮やかな速攻で鹿児島城西を2-1で振り切った。初の全国大会(12月30日開幕、首都圏)では、鹿児島県勢3年連続のファイナル進出を狙う。
涙がこみ上げてきた。日本代表も輩出する女子サッカー部の指導者から転身した竹元真樹監督(33)が、目頭を潤ませた。「選手は自分たちの力を全部発揮してくれた。出来すぎ。感謝の気持ちでいっぱい」。閉会式後には「タケモトコール」に迎えられ、3度、選手の手で空に舞った。
勢いよく頂点を奪った。FW鮫島が相手ミスを突いて先制。初の決勝進出の勢いを象徴する、開始27秒の速攻劇だった。その後は両サイドからのクロスを軸に攻め込む鹿児島城西の攻撃を、DF塗木竜也主将(3年)ら守備陣が阻止。同点とされた後も、勢いを失うことはなかった。「延長に入るまで自分の仕事をしてなかったので、点を取ろうと思っていた」。MF永畑の決勝ヘッドも、勢いを象徴する開始1分弾だった。
創部5年目の男子サッカー部だが、経験は豊富だ。竹元監督は鹿児島実OB。全国準優勝した90年度の主将だ。その他のスタッフも鹿児島実、東福岡OBが固める。技術指導はもちろん、6年間の中高一貫指導で「隣のグラウンドで女子部も、中学部もやっている。中学3年の大会が終わるとすぐ、高校と同じ練習もできる」(竹元監督)という「経験」も選手は持つ。
昨春には創部2年の男子硬式野球部が、センバツ初出場で準優勝を果たした。選手権では、鹿児島実が2年連続で決勝に進出している。「鹿児島勢は、全国大会でも上位進出をしなければ許されない。神村が出なければよかったと言われないようにしたい」と竹元監督。塗木主将も「野球部には負けられない」と、初出場初ファイナルを誓った。【村田義治】
[2006年11月6日8時26分 紙面から]
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