このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 九州 > ニュース


九州メニュー

ロッソ熊本収穫ある1敗/天皇杯

後半28分、ロッソ熊本FW高橋(11)がヘディングシュートを放つが外れる
後半28分、ロッソ熊本FW高橋(11)がヘディングシュートを放つが外れる

<天皇杯サッカー:仙台1-0ロッソ熊本>◇8日◇ユアテックスタジアム仙台◇3回戦

 収穫ある1敗だった。JFL3位のロッソ熊本はJ2、4位の仙台に惜敗した。サイドで起点をつくる攻撃でチャンスを数多く生み出し、守備でもPKによる1失点に抑える好内容。来季のJ2参戦を目指しているチームは貴重な“前哨戦”で手ごたえをつかんだ。新日鉄大分、宮崎産経大が敗れ、J2鳥栖は立命大に辛勝した。

 負けても敵地がその実力を認めた。試合終了後だ。熱狂的な応援で知られる仙台サポーターが「ロッソ熊本コール」を繰り返した。来季、J2での再会を望むような温かなエールがスタジアムに響いた。かつて柏を率いた池谷友良監督(44)の胸ではJ2昇格への熱い思いが再沸騰していた。「Jのチームと試合ができ、選手がこの場に立ちたいとどれだけ思ったか。私を含めて、みんなこの場に戻りたいと考えている」。

 先発9人がJ経験者のロッソ熊本は仙台と互角に戦った。天皇杯から採用する4-4-2の布陣で最大の狙いだったサイド攻撃が決まった。ゴール前のプレー精度が低くて無得点。さらにPKによる失点や不用意なミスなど課題は残したが、公式戦では初となるJチームとの対戦で将来性を感じさせた。仙台サンタナ監督は「いい準備、いい練習をしているチームだ」とたたえた。昨年まで仙台に所属したMF森川拓巳(29)も「僕だけでなくチームとして手応えを持てた」と前向きに振り返った。

 来季予算は倍増の5億円を見込み、J2昇格に向けた準備は着々と進む。あとはチームがJFL2位以内という結果を残すだけだ。「チーム、選手として生き残りをかけて、JFLの残り9試合を戦う。いいタイミングでいい相手と試合ができました」。収穫ある1敗を手に池谷監督の口調は生き生きとしていた。この黒星がJ2昇格レースで力強いラストスパートを生むはずだ。【押谷謙爾】

 ロッソ熊本FW高橋(前千葉)「来年、ここ(J2)で試合をするんだという気持ちが強くなった」

 ロッソ熊本MF斉藤(仙台ユース出身)「ユース時代に仙台にいたので、ここで思い切りやってやろうと思った。J2のレベルで戦えると感じた」

 ロッソ熊本MF熊谷(元柏)「内容はよかった。必ず上(J2)に上がれるよう、リーグ戦を1試合ずつ大切にしたい」

[2006年10月9日9時10分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

芸 能
社 会


このページの先頭へ