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九州全体の“いまどき”を取材する。色々な専門職の方々のレポートや、あれはどうなっているの?など素朴な疑問を色々な角度から検証したいと思っています。 |
聖夜は聖地で勝負/いまどき
[2006年12月18日]

- ゴスペルで盛り上げるハウステンボス「あなたに伝えたいラブメッセージ」
もうすぐクリスマス。聖夜を過ごすカップルに、ぴったりの場所がある。その名も「恋人の聖地」。出会いと結婚を象徴する場所を選び、結婚を後押しする雰囲気づくりを進めることで、少子化対策に一役買おうというプロジェクトのお墨付きだ。全国100カ所を目標に今年4月から選定が始まり、現在38カ所が決まっている。九州、山口で選ばれた6カ所をはじめ、イルミネーションが美しいクリスマス・デートスポットを紹介する。
ハウステンボスに門司港レトロ地区-「恋人の聖地」には、デートコースの定番が多い。プロジェクトを運営するNPO法人地域活性化支援センター(事務局、静岡市)の志垣恭平理事長(48)によると、選定基準は「愛の告白やプロポーズにふさわしい、ロマンチックな雰囲気」。4月から選ばれた38カ所は、地元のカップルなら1度は出掛けるスポットばかりだ。
だが、中には大分県マリンカルチャーセンターや山口・湯本温泉のように、知名度が高くない場所も入っている。志垣理事長は、その背景を「結婚を現実として夢見ることのできる若いカップルを育て、少子化対策の一環とするプロジェクト。自治体主導で立候補するケースも多いです」と説明する。マリンカルチャーセンターでは選定後、デート客が増えた。「若い方も、年配のカップルも多くなりました。九州各地から来られていると分析しています」(松久浩紀営業課長)。「恋人の聖地」サイトで紹介されるため、地元以外の観光客増加という「副産物」もある。
聖地の銘板をチャペルに設置した、かのやばら園では5~11月に7組の結婚式が行われた。25日まで愛のメッセージを伝えるイベントを開催中のハウステンボスでは、参加希望が昨年より増えている。聖地というお墨付きは、全国に愛の輪を広げる、きっかけになっているようだ。
九州、山口の「恋人の聖地」
ブルーウイングもじ 7月選定。門司港レトロ地区にある跳ね橋。1日6回、約20分かけ開閉する。地元では「橋が跳ね上がって閉じた後、1番目に手をつないで渡った男女は一生結ばれる」といわれている。来年3月25日まで、30万個の電球でイルミネーションを施した「門司港レトロナイトファンタジー」を開催中。北九州市門司区港町(電話)093・322・1188(北九州市経済文化局門司港レトロ室)。
思いが伝われば点灯
ハウステンボス 4月選定。25日までの「あなたに伝えたいラブメッセージ」は、1日1組限定で大切な人にメッセージを伝え、思いが伝わると場内のクリスマスツリーが点灯する。その場でプロポーズし、婚約が成立したカップルもいる。申し込みは、はがき、ホームページで参加希望の5日前まで。長崎県佐世保市ハウステンボス町(電話)0956・27・0001。

- JR佐賀駅前の「サガ・ライトファンタジー」
白バラづくし
かのやばら園 4月選定。8ヘクタールの敷地に4000種類5万株のバラを植えた国内トップクラスの規模で、4月25日にリニューアルオープン。今年度の有料入場者数の目標は7万5000人だったが、すでに15万5000人を突破している。白バラづくしのチャペルのほか、花の色別に分けたカラーガーデンでの挙式も人気がある。鹿児島県鹿屋市浜田町。(電話)0994・41・8718。
7色のライト
海峡ゆめタワー 10月選定。23日午後1時から28階展望室で「恋人の聖地除幕式」を行う。24日は通常午後9時45分までのライトアップを午前0時まで延長。午後6時以降、1時間ごとに7色のライトが1分間隔で点灯する。縁結び神社の恋みくじ(2枚100円)もカップルに人気がある。山口県下関市豊前田町。(電話)0832・31・5600。
恋文短冊流し
恋叶(かな)うまち長門湯本温泉 10月選定。開湯570年、山口県で最も古い温泉郷。明治期に茶屋で働く女性が音信(おとずれ=恋文)を流したとされる音信川にちなみ、毎年、恋文コンテストを開催している。水に溶ける流し文短冊(1枚50円)を2人そろって川に流すカップルも多い。山口県長門市深川湯本。(電話)0837・25・3611。
そのほかのクリスマス・デートスポット
◆サガ・ライトファンタジー JR佐賀駅南の中央大通り(シンボルロード)沿いの街路樹をライトアップする。来年1月7日まで。
◆光のページェント 桜町、下通りなど熊本市中心部の4エリアを、イルミネーションが彩る。来年1月31日まで。
◆真冬のたなばた 宮崎・国富町役場の冬の風物詩。23日は太鼓演奏やダンスショー、花火大会も行われる。来年1月12日まで。
【恋人の聖地(こいびとのせいち)】
少子化、地域活性化対策のために、全国で出会いと結婚を象徴する100カ所を選定していくプロジェクト。選定はファッションデザイナー桂由美氏や華道家の仮屋崎省吾氏ら4人で構成する選定委員会が、年4回行う。
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