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ソフトB08年ドラフトは「目玉主義」

 ソフトバンクが08年ドラフト戦略として「目玉主義」を導入する。竹内孝規球団常務最高執行責任者(COO=46)は30日、高校と大学・社会人が再統一される来年以降のドラフトについて「夢のある球団をつくるという観点からすれば、その年の目玉選手を取る、というスタンスを今後も継続する」と語り、守備位置、年齢、競合球団に関係なく、その年の最高評価選手を1巡目指名する方針を明らかにした。1巡目候補には、近大・巽真悟投手(3年=和歌山新宮)らをリストアップしている。

 今年の大学・社会人ドラフトでは1巡目の東洋大・大場を、6球団競合の末に、王監督が抽選で引き当てた。「言葉は悪いが宝くじも買わなければ当たらない」とは竹内COO。これまでは、希望枠(逆指名)をフル活用して小久保、松中、和田ら主力選手の多くを獲得し、チーム強化に努めてきた。一方で高校生の1巡目指名は抽選を強いられるだけに、98年の松坂、06年の田中将など、その年の超目玉と言われながらも入札を避けてきた。

 来年のドラフトでは大学・社会人の「希望枠」が廃止され、高校生と大学・社会人の分離方式が、4年ぶりに統一されることも決定。竹内COOは「ドラフト制度も変わるし、多少のリスクは背負っても、ナンバーワンの選手を指名する姿勢が大事になる。逆に今後は外れ1位、下位指名ほど調査力が大事になる」とドラフト戦略、調査方法の見直しを示唆した。

 すでに来年の1巡目候補としては、今春の関西学生リーグで23奪三振の新記録、同志社大戦ではノーヒットノーランを達成した近大・巽のほか、新日本石油の田沢純一投手(21)、筑波大・坪井俊樹投手(3年=杜)、捕手では早大・細山田武史(3年=鹿児島城西)、野手では早大・上本博紀内野手(3年=広陵)らの動向に注目。高校生では報徳学園・近田怜王投手、九州地区では沖縄尚学・東浜巨投手、浦添商・伊波翔悟投手らを中心に、スカウトが調査を続けている。

[2007年12月31日9時3分 紙面から]

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