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ソフトBがFAの薮田獲得を検討

- 即席のサイン会でファンサービスする王監督(撮影・進尚幸)
ソフトバンクが、FA権の行使を表明したロッテ薮田安彦投手(34)の獲得を検討していることが8日、明らかになった。ソフトバンクはロッテを戦力外となった藤田宗一投手(35)の獲得を目指していたが、前日7日に巨人入りが決定。これを受け、王貞治監督(67)は「右、左に関係なく中継ぎ投手は上乗せしたいと思っている」と語り、ターゲットを変更した上で、投手補強に乗り出す考えを示した。
今季の投手陣は12球団NO・1となるチーム防御率3・18をマークしたが、中継ぎ陣で開幕からベンチ入りを続けたのは、抑えの馬原ただ1人。王監督が「今年は7、8、9回(の救援陣)のところがうまく機能しなかった」と語れば、竹内孝規COOも「どこを補強すべきか、という点では監督と球団の意見は一致している」と語り、現場、フロントとも救援陣の再編成が急務と認識している。現時点では、FA、国内トレード、新外国人選手と、すべての補強手段を検討しており、中継ぎ投手では、FAの薮田を高く評価している。
球団は水面下でFA権有資格者の周辺調査を行っており、薮田の動向にも注目してきた。薮田は前日7日の記者会見でも披露した、強いメジャー志向は把握しているが、竹内COOは「補強に関してはすべての可能性を否定しない」と語り、今後も慎重に調査を進めるもようだ。すでにFA補強では中日福留、広島新井ら野手陣の争奪戦から撤退する方針を固めている。ただ、投手補強については、FA宣言選手が出そろう13日以降にも再度、王監督と協議し、最終的な方向性を決定する見込みだ。
[2007年11月9日9時1分 紙面から]
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