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ソフトB今季最多残塁、首位と2差に後退

- ロッテ対ソフトバンク さえない試合展開に腕組みしてベンチ前を歩く王監督
<ロッテ5-1ソフトバンク>◇19日◇千葉マリン
ソフトバンクが、首位日本ハムから2ゲーム差に後退した。敗戦理由は明快だ。13安打を放ちながら、今季ワーストの14残塁を記録し、わずか1得点。これでは勝てない。「あと1本? ホントねえ。よく成瀬を捕まえたと思ったんだけど…。あれだけチャンスを逃したら、勝利の女神にそっぽ向かれちゃうよ」。王監督も自嘲(じちょう)気味に試合を振り返るしかなかった。
リーグ負け知らずのロッテ成瀬とは、これが今季初対決だった。リーグNO・1の防御率を誇る左腕に、初回から打線は襲い掛かった。4回まで毎回、得点圏に走者を進め、10安打を放った。同時に残塁も10を記録。「特定の打者にしかチャンスが回らなかったからね。2、3、4番は良かったけど、それ以降がねえ」と王監督。成瀬には今季最多被安打となる11安打を浴びせ、29打数11安打、チーム打率3割7分9厘というハイアベレージを記録しても、要所は締められた。「この時期、中身どうこうじゃない。とにかく勝つこと」と終盤戦の心得を説く王監督だが、その戦いを相手チームに演じられた。
残り13試合で、また故障者が出た。試合前練習中、主砲松中が右ふくらはぎ痛を訴え、この日は完全休養した。昨季、成瀬には左対左ながら、6打数2安打をマークしていただけに、代打起用もできない欠場は、結果的に大きく響いた。「松中? うーん、もうちょっとね。明日の様子を見てから」と王監督は20日の同カードの欠場も覚悟している状態。右股(こ)関節の炎症で欠場していた多村が4試合ぶりにスタメン復帰したが、小久保、大村ら主力選手のほとんどが故障を抱える満身創痍(そうい)の状態。「また明日、切り替えて行きましょう。今日はもう終わったこと」と王監督。これで10連戦の半分を消化した。現状を嘆く暇はない。【中村泰三】
[2007年9月20日9時23分 紙面から]
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