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ソフトB主軸2人の不振でハムに連敗

小久保は珍しくバットをたたきつけ、高橋捕手もビックリ(撮影・進尚幸)
小久保は珍しくバットをたたきつけ、高橋捕手もビックリ(撮影・進尚幸)

<ソフトバンク1-2日本ハム>◇15日◇福岡ヤフードーム

 試合後、ソフトバンクの一塁側ベンチで、ぼう然とする2人が、いた。4番松中と5番小久保。ともに無安打。松中が14打席連続無安打に終われば、小久保は3打席連続三振。7回の第3打席で、118キロのスライダーに空振り三振した瞬間、小久保はバットをたたきつけ、さらにヘルメットも投げ捨てた。「見ての通り。打てんと勝てん」。00年8月以来、7年ぶりに喫した4カード連続負け越しの責任を、小久保は一身に背負った。

 首位チームに天敵をつくった。2年目の左腕、武田勝。7回まで散発3安打で、得点圏に進んだのは、6回のわずか1回だけ。8回に田上のソロ本塁打で1点を奪うのがやっとだった。「あの内角のスライダーを今までは右に打とうとしてダメだった。だから今日は曲がる前を左前に運ぼうとしたけど…。自分を捨てて行ったけど、自分自身に腹が立った」。小久保は武田勝に11打席無安打、打率0割に抑え込まれ、完全にお手上げ状態。チームも今季の対戦防御率は0・99。これで武田勝には昨年から0勝5敗、という惨敗ぶりだ。

 昨季もダルビッシュ、八木という天敵をつくり、この2人にプレーオフで敗れ去った。16日の第3戦には、今季もチーム打率2割と苦手にするダルビッシュと戦う。打線は3戦連続1得点、と低空飛行が続く。「いつも言ってるように、このメンバーでやるしかない。各人が本来の調子を取り戻すべくやってほしい。スーパーマンみたいな打撃をしろとは言っていないんだから」。意地を見せない打線に、王監督はあえて苦言を呈した。

 この日は川崎が発熱でスタメンから外れた。「無理をさせることはない。8月も頑張らなきゃいけないが、勝負は9月だから。9連戦、10連戦もあるしね」と王監督は9月反攻を見据える。首位日本ハムとの差は4ゲーム。王監督がデッドラインに定義する5ゲームは、再び目前に迫った。【中村泰三】

[2007年8月16日18時21分 紙面から]

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