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ソフトB斉藤和が復活の149キロ

- 中日対ソフトバンク 先発した斉藤和は3イニングを投げ1安打無失点と好投
エースがようやく、復活への第1歩をしるした。右肩の筋疲労で2軍調整中だったソフトバンク斉藤和巳投手(29)が23日、ウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)に先発した。4月21日の日本ハム戦(東京ドーム)以来、63日ぶりとなった実戦マウンドだったが、3回1安打無失点。直球は今季最速となる149キロを計測し、フォークボールも140キロ台を連発するなど、力強い投球で中日打線を寄せ付けなかった。
斉藤和 今は無事に投げ終えて正直、ホッとしています。思い切り腕を振れたし、不安なく終われた。あとは明日(24日)以降にどのくらい(右肩に)疲労感が残るか確かめたい。
ブランクなどみじんも感じさせない、迫力たっぷりの全32球だった。見せ場はいきなり巡ってきた。初回。2死二塁で4番中村紀を迎えると、斉藤和の闘争本能が自然とギアチェンジ。初球147キロの直球を投げ込むと、2球目は141キロのフォークボールで空振り。最後は148キロの直球でバットに空を切らせ、3球三振に仕留めた。斉藤和は「(中村紀は)特に意識しなかった」と振り返ったが、マウンド上の目つきは明らかに気迫に満ちあふれていた。
1軍の試合前に急きょ視察に訪れた杉本投手コーチも、エースの復調ぶりに表情を緩めた。「これだけ投げられれば十分。今年、上(1軍)でなかった姿。本人が一番安心しているのでは。今日は直球中心で行くと思ったけど、フォーク、カーブを投げてより実戦に近い投球をしていた」。次回は30日のサーパス戦(雁の巣)に先発し、5回を投げる予定。7月中旬の1軍復帰を目指す背番号66が、順調に復活への第1歩を踏み出した。【石田泰隆】
[2007年6月24日8時14分 紙面から]
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