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ソフトB決定打出ず巨人戦3連敗

- 8回裏ソフトバンク1死二塁、小久保は見逃し三振に倒れ悔しそうに唇とかむ
<ソフトバンク2-3巨人>◇16日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンクが対巨人戦3連敗を喫し、交流戦3年目で巨人に初めて負け越した。主砲松中を右ふくらはぎ痛で欠く打線が、巨人先発の高橋尚の前に沈黙。代役の4番小久保は古巣を相手に4打席中、3度の打席で得点圏に走者を置いて迎えたが、無安打に終わった。8回3失点の杉内は打線の援護がなく、連勝が7でストップ。2ケタ勝利両リーグ一番乗りをまたも逃した。 王監督の言葉が印象的だった。「それにしても、今年を象徴する試合だったな。ランナーは出すけど、点が取れん」。杉内は7回まで巨人打線に二塁さえ踏ませない、2安打投球。その好投を打線が援護できない。7回まで、4回も得点圏に走者を進めた。決定打が出ない。8回にようやく2点を奪ったが、直前に杉内は3ランを浴びていた。
スタメンに主砲松中の名はなかった。右ふくらはぎ痛のため、2試合連続で欠場。4番は、今季5試合目の小久保が努めた。初回1死二、三塁、3回2死一、二塁、8回1死二塁、と4打席中、3打席で得点圏に走者を置いた。いずれも不発。セ、パ両リーグの「投手3冠対決」だっただけに、王監督は戦前から接戦を覚悟した。「そうは点が取れない。立ち上がりを落ち着かないうちに何とかしたい」。思い描いた勝ちパターンは“4番”の不振で、あえなく崩れた。
これで小久保の4番成績は18打数3安打2打点、打率1割6分7厘となり、対巨人戦の成績は12打数1安打0打点、打率8分3厘。古巣巨人との対戦で、その中でも「仲がいい」と待ち望んでいた、高橋尚との対戦だった。「おれのメンタル面もまだまだやな。意識しすぎた。珍しく、初球から振って行きよったやろ?」。全打席で第1ストライクからスイングした。積極的な姿勢は、実は気合が空回りした証しだった。
対巨人戦3連敗を喫し、過去2年間勝ち越していた巨人戦で、初の負け越しも決定した。首位ロッテ、3位日本ハムに付き合う形で、連勝は3でストップ。「せっかくロッテも日本ハムも負けてんのにな。こういう試合は往々にして1発勝負になる。まぁ、しゃーない。また明日」。王監督の言葉の節々に、古巣巨人に3連敗を喫した悔しさがにじんでいた。【中村泰三】
[2007年6月17日8時42分 紙面から]
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