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ソフトB王監督が投手陣に怒り

3回表ロッテ無死一塁、ベニーに死球与えたガトームソンはお互いをにらみ合う
3回表ロッテ無死一塁、ベニーに死球与えたガトームソンはお互いをにらみ合う

<ソフトバンク1-6ロッテ>◇12日◇福岡ヤフードーム

 試合後、ソフトバンク王監督が開幕戦以来となる今季2度目の緊急ミーティングを招集した。1-6の完敗。「まだ1割終わっただけ。人任せじゃいけないんだ。人のことはいい。自分の仕事をきっちりしなきゃ」。監督車に乗り込む王監督は、約5分間のゲキをそう振り返った。

 8回までは2点を追う展開だったが、点差以上に重苦しい試合だった。投手陣が乱れた。毎回、走者を許した。先発ガトームソンは6回までに6四死球を与えた。王監督の歯がゆさも増す。「初回は2死からだからな。やっぱりズレータとかを警戒するのは当然だが、投手というのはホームを踏ませないのが仕事なんだ。打者はその逆で走者をかえす。楽な仕事じゃないが、楽じゃないから高い給料をもらえるんだ」。ガトームソンは初回2死一塁からベニーの四球後、先制の適時二塁打を浴びた。3回の3点目も無死から連続死球で招いたピンチだった。

 終わってみれば5投手で8四死球を記録した。今3連戦で許した四死球は22個に達した。試合前、王監督は「投手がスタート時点の予測より悪いというのはあるけど」と誤算を口にしていた。その懸念通り、9回には「勝利の方程式」を担うはずの柳瀬が3ランを浴び、勝負は決まった。

 7回にはガトームソンが右手首に打球を受けて降板。試合中に福岡市内の病院へ向かい、精密検査を受けた。開幕から全試合出場を続ける柴原も、自打球を受けた右足の検査を試合後に受けた。ともに打撲の診断だったが、ガトームソンは出場選手登録の抹消を決めた。「それにしてもアクシデントみたいなのが多いな」と王監督。3カード連続勝ち越しなし。川崎ら故障者が続くなど、チームの流れは悪い。「確かに流れはあるが、それを断ち切るのがプロだろ」。王監督はミーティングで選手にそう言った。【中村泰三】

 ソフトバンク杉本投手コーチ(2試合で18四死球を与えた投手陣に)「昨日、今日で何四死球だよ。投手にはもっと強い気持ちを持って投げてもらわないと」

[2007年4月13日8時42分 紙面から]

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