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ソフトB大道は「まだ中途半端」

戦力外通告を受けた大道は王監督と言葉を交わし涙をぬぐい、ドームを離れる
戦力外通告を受けた大道は王監督と言葉を交わし涙をぬぐい、ドームを離れる

 ソフトバンク大道典嘉外野手(36)が15日、福岡ヤフードーム内で球団から戦力外通告を受けた。南海時代からホークス一筋、19年間のプロ野球人生。「今は強いチームになったけど、昔は本当に弱かった。負け続けたのが一番の思い出。王監督に打撃を教えてもらい、ホークスとともに育った」。通告を受けた後は、同ドーム内の監督室に来ていた王監督のもとへあいさつに出向いた。「監督の顔を見たらホロっときて、最後に握手をしたら泣いてしまった」。通達の場では抑えていた感情も、王監督の前では涙となっていた。

 今季は44試合に出場し、打率2割1分7厘と低迷したが、プレーオフにも出場。第1ステージの第2戦では、3番指名打者でスタメン出場を果たした。「正直、驚いた。でも、若い選手に変わる時期。年の高い選手から切られるのは仕方ない」とチームのために割り切った。ホークスに別れを告げるが、現役を終えるつもりはない。「若手に技術で負けるつもりはない。19年は中途半端だし、トライアウトを受ける。だめでも悔いを残すつもりはない」。プロ19年間で培った技術を、11月6日のトライアウトのひと振りに込める。

[2006年10月16日8時31分 紙面から]

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