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ソフトB斉藤和、プロ11人目投手4冠!

投手4冠を獲得した斉藤和は笑顔で会見に応じる
投手4冠を獲得した斉藤和は笑顔で会見に応じる

 ソフトバンク斉藤和巳投手(28)が「投手4冠」を達成した。先発投手として、獲得できるタイトルは総なめにした。最多勝(18勝)最優秀防御率(1・75)勝率(7割8分3厘)最多奪三振(205個)。投手4冠は99年の巨人上原以来、プロ野球11人目の快挙だ。「タイトルはうれしいの一言です。イニング数が200を超え、登板数の割に多く投げられた。三振もイニング数以上に取れたし、今まで求めていたところが数字になって自信になった」。シーズン中は個人記録を語らない斉藤和も、会見では時折、笑顔をのぞかせた。

 さらにタイトルではないが、投手の勲章でもある完封数を加えた「5冠」となれば、81年の巨人江川以来、史上7人目、パ・リーグでは2人目という偉大な記録だ。沢村栄治、スタルヒンら歴史的な大投手に肩を並べた。「偉大な選手の名前を挙げて評価してもらうのはうれしいこと」と表情を引き締めた。20勝をマークした03年にも3冠を達成したが、そのときは西武松坂に三振王を奪われた。「あのときとは状況も立場も違う。今は気持ちはプレーオフにある。優勝して個人記録をもっと価値のあるものに高めたい」。エースには、リーグ優勝という最大の“タイトル”奪取の使命が残っている。【中村泰三】

[2006年10月2日9時34分 紙面から]

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