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ソフトB斉藤が今季初完投を無四球で飾る

今シーズン初完投勝利を収めた斉藤和(中央)はナインとハイタッチ
今シーズン初完投勝利を収めた斉藤和(中央)はナインとハイタッチ

<ソフトバンク8-1阪神>◇12日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンク先発斉藤和が、気迫の投球で「エース対決」を制した。初回に1失点も、6回8失点KOの井川とは対照的に、斉藤和は最後までマウンドを守り通した。8安打されながらも今季初の無四球完投。「今日はいつも以上に1人で投げ切りたかった。8回に(続投か)どうするか聞かれたが、まだ余力もあったし行かせてくださいと伝えた」。今季最多となる136球で阪神打線をねじ伏せ、昨年からの交流戦無傷の6連勝を決めた。

 意地を見せつけた。3回2死一塁で、4番金本。初球を145キロの内角直球でのけぞらせた。阪神ファンから大ブーイングを受けたが、気にするそぶりはなし。内角低めのひざ元へ143キロの直球で空振り三振。金本をひざまずかせた。「あそこに投げないと自分くらいの球は打たれる。いろんな人を敵に回すかもしれないが、勝つためにはあそこに投げないといけない」。強い覚悟を持って挑んだ。

 前回5日の西武戦(インボイス西武)では7回途中5失点KOを食らったが、連敗だけは避けたかった。「連敗すると上には行けないし、2年分の悔しさを晴らせない」。最後もエースらしい言葉で、会見を締めくくった。【石田泰隆】

 ソフトバンク杉本投手コーチ(4勝目の斉藤和に)「今日は制球が良かった。ストライクも先行していた。(金本の場面も)攻めの姿勢が出ていて、よかったね」

[2006年5月13日8時59分 紙面から]

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