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ソフトB延長12回無安打無得点負け
<日本ハム1-0ソフトバンク>◇15日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンクのスコアボードは、試合開始から4時間58分後も安打と得点は「0」のままだった。打者42人を送り込んでも、1本の安打さえ打てない。王監督も驚いた。「12回までやってヒットが1本も出ないのはおれは初めてだな。変な当たりでも人のいないところに飛んでヒットになるんだが」。延長12回の無安打無得点試合は、史上初の屈辱的記録。巨人監督時代の87年にも、高卒ルーキーの中日近藤に、史上初のプロ初登板初先発ノーヒットノーランを演じられた王監督だが、それを超える貧打ぶりだった。
日本ハムのルーキー、八木をまったく打てなかった。初顔合わせ。試合直前のミーティングで投球スタイルを分析した。「新人でローテーションに入るのだから、まとまっているというか、試合を壊さない」と王監督は試合前に印象を語っていたが、現実の投球はイメージを超えていた。「近めに速い球、遠めに抜ける球」(王監督)を丁寧に投げられ、王JAPANの4番松中、昨季43発のズレータでさえも安打を記録できなかった。歯車を狂わされた打線は、2番手武田久、3番手マイケルにも無安打投球された。
試合後は選手ロッカーで緊急ミーティングを開いた。「しゃーない。切り替えるしかない。今日は今日、明日は明日」と王監督は気持ちの切り替えを強調した。「いずれにしても明日。長い時間、お疲れさまでした」。悔しさは押し殺し、王監督はそう会見を締めくくった。【中村泰三】
ソフトバンク森本(日本ハム八木の前に2打数無安打に)「打てない感じではなかったが、手元でピッときて差し込まれた。投手が頑張っていたので、なんとかしたかったんですが…」
ソフトバンク松田(同じルーキーの日本ハム八木に3三振を含む4打数無安打に)「大学時代に対戦したときとイメージは変わらなかったが、相手がよかったと思う。また明日頑張ります」
ソフトバンク井手(6番右翼でスタメン出場し3打数無安打)「ノーヒットノーランは生まれて初めてです。(5回の)中飛はあわよくば(スタンドに)入ると思ったんですけど…。八木は緩急がよかった」
ソフトバンク大村(日本ハム八木にノーヒットに抑えられ)「そこまで打てないとは思わんかった。手も足も出んわけではなかったんだけど…。10回までノーヒットで勝てなかった八木は運がなかったんだろう」
[2006年4月16日0時44分 紙面から]
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