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ソフトB、カモ楽天に今季初白星献上

- 楽天に2ケタ失点を許し頭を抱える王監督(左)
<楽天10-4ソフトバンク>◇3月31日◇フルキャスト宮城
回を重ねるたびに、ソフトバンク王監督の眉間(みけん)のしわが増えた。初回に主砲松中の2号2ランで2点を先制するなど、幸先よいスタートを切ったが、終わってみれば4-10と大敗。昨季、17勝3敗とカモにした楽天に今季初白星どころか、今季初の2ケタ得点まで献上。試合後、王監督は「勝てる試合と負ける試合がはっきりしている。この間の炭谷(満塁本塁打を献上)といい、楽天(今季初勝利)といい、引き立て役だな」と珍しく自虐ネタまで飛び出した。
先発高橋秀の乱調が誤算だった。初回。簡単に2死を取ったが、3番礒部の左前打でリズムに乗り損ねた。続く4番フェルナンデスに四球を与えると、5番吉岡の何でもない三ゴロをルーキー松田が一塁へ悪送球で1失点。さらに2死満塁とピンチを広げると、7番リックに右前適時打を許し、あっさり逆転された。「この前のD・J(カラスコ)と一緒。コントロールがない。コントロールが悪いから、野手のリズムも悪くなるんだ」と王監督は、高橋秀を厳しくしっ責した。
2番手篠原もピリっとしなかった。6回。1点を追加され、なおも1死一塁の場面で登場したが、先頭の鉄平にストレートの四球。その後も四球と2長打などで3点を追加されるなど、完全に試合をぶち壊した。王監督は「あそこをピシっと抑えないと」と苦虫をかみつぶすように話した。
投手陣の悪い流れを追うように、野手も3失策を犯した。打線も楽天投手陣の前に4点に抑え込まれた。気温3度と冷え込んだ仙台のホークスファンの前で、残ったのは疲労感だけだった。【石田泰隆】
[2006年4月1日8時34分 紙面から]
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