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先発した新垣は5回を投げ3安打無失点と好投
先発した新垣は5回を投げ3安打無失点と好投

ソフトB新垣がシュート使って無失点

 ソフトバンク新垣渚投手(26)が、新球シュートで省エネ投球を披露した。7日、横浜戦に今オープン戦初先発。前回、中継ぎで3回を投げた中日戦では、最初の1球が打者の頭上に抜け、その後は封印したシュートを、この日は61球中15球も投げるなど、主力が並んだ横浜打線を牛耳った。

 効果は絶大だった。初回。いきなり2死三塁のピンチを迎えたが、動じない。昨季34本塁打を誇った村田に146キロのシュートで完全に詰まらせ、力のない遊ゴロに仕留めた。続く2回2死一塁の場面では相川をシュートで三ゴロ。4回無死一塁では再び村田を、146キロのシュートで二併殺打と、新球でピンチを脱した。「何とか実戦で使えるかなという感触はつかめた。ゴロを打たせれば、たとえとらえられてもアウトになる確率は増える」。スライダーに頼りがちだった自身の投球を見直すように、収穫を口にした。

 直球は常に140キロ台後半。スライダーは球界でも指折りのキレ味を誇る。これにシュートを完全マスターすれば、投球幅がさらに広がることは間違いない。打者も追い込まれる前に手を出してくるため、必然的に球数も減ることにつながる。新垣は「三振も取りたいけど(1人の打者に)1球で終わるならそっちの方がいい。完投も増えますから」ときっぱり。さらに「先発は週に1回しか放らないし、自分が完投することで、中継ぎや抑えを休ませられる」と“相乗効果”に期待を寄せた。

 次回先発は13日の楽天戦(静岡)で7回が予定されている。「練習の100球より、試合の1球がためになる。次もどんどん使いたい」。今年の新垣はこれまでとは一味違う、大人の投球を手に入れようとしている。【石田泰隆】

 ソフトバンク杉本投手コーチ(新球シュートを多投し、5回3安打無失点投球の先発新垣に)「7、8割の完成度で、内野ゴロも増えていんじゃないか。外のスライダーも有効に使えて、投球幅も広がる」


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