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ホーム > 九州 > ソフトバンク > 開幕直前!ホークスオープン戦特集2007



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右越えに先制のソロ本塁打を放った松中は迎える小久保
右越えに先制のソロ本塁打を放った松中は迎える小久保

ソフトB松中、小久保アベック弾お披露目

<オープン戦:ソフトバンク5-0巨人>◇4日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンクの新名物「MK砲」のお披露目だ。松中信彦内野手(33)、小久保裕紀内野手(35)が5年ぶりとなるアベック本塁打を放った。2回無死から松中が右越え本塁打を放つと、続く5番小久保も左翼スタンドに1号ソロを突き刺した。松中、小久保のアベックアーチはダイエー時代の02年9月28日、西武戦以来、実に1618日ぶりだが、4番松中、5番小久保の連弾はこれが初めて。過去、24度のアベック弾は21勝3敗、勝率8割7分5厘という戦績通り、この日も巨人に5-0で快勝した。「KM砲」改め「MK砲」が、ストロングホークスをけん引する。

 今シーズン中、何度、このシーンを見るのだろうか。4番松中と5番小久保の「MK砲」がコンビ結成2試合目で、02年9月28日の西武戦以来、実に1618日ぶりのアベック弾を決めた。「何千何日ぶりとか書かれるんやろうな」と小久保が言えば、松中は「早くファン、王監督にアベックアーチを見せられて良かった」。しかも過去に2度しかない連弾で、ソフトバンク新名物のお披露目を果たした。

 まずは松中だ。2回無死。巨人パウエルの118キロのカーブを最後は右手一本で運んだ。「練習での状態は良かったし、試合でどうかと思ったけど、(1号を)早く打てたのはね」。収穫は自分の状態を確認できただけではない。「小久保さんが直後に打ってくれたことがうれしいし、先々頼もしいです」。5番小久保の1発が心強かった。

 小久保は138キロの直球を左翼スタンドへ豪快に運んだ。「カウント0-2だったから直球一本。広いドームでも行くと思った」。この瞬間を待ち望んだ。ベンチ前で王監督が両手を広げ、待ち受けている。03年3月1日のオープン戦、くしくも同じ巨人戦以来のベース1周の出迎え。「王監督を胴上げするため」とFA移籍を決断した男には、感慨深い光景だった。

 松中の直後に打ったことが、小久保にとっては意義があった。「1人、本塁打が出ると球場内がザワザワして集中しづらくなる。シーズン中でも松中の後で打って行くだろうし、続けて打てたという意味でも価値がある」。昨年、巨人で4番李の後の5番を務めたとき、その難しさを痛感した。「前が打つとどうしても力むしね。その点、城島なんかはよく信彦(松中)の後であれだけ打てたな、と感心しますよ」。00年6月20日のオリックス戦、01年6月18日の日本ハム戦、と過去2度記録した連弾はいずれも4番小久保、5番松中の打順。KM砲からMK砲への転換を図る上で、この連弾が持つ意味は大きかった。

 キャンプ中、グラウンドではやじを飛ばし合い、一見するとライバル心をむき出しにする2人だが、強いきずなで結ばれる。昨年11月16日、入団発表の前日に小久保は松中と食事をともにし、祝杯を重ねた再会のうたげは深夜にまで及んだ。キャンプ最初の休日はチームスタッフも交えて、ゴルフに出掛けた仲。「こうやって打てばチームが勢いづく。1回でも多く打ちたいね」と小久保はMK弾量産に意欲を見せた。

 王監督の表情が緩む。「待望? そりゃそうだよ。ファンも含めて待ってた本塁打。だんだん、本番モードになってきたね」。過去24度記録している2人のアベック弾の戦績は21勝3敗、勝率8割7分5厘。頼もしいコンビがリニューアルして復活した。【中村泰三】

 ◆小久保、松中のアベック弾メモ 公式戦のアベック弾は過去24回。勝敗は21勝3敗で8割7分5厘と抜群の勝率を誇る。両者の連続本塁打は過去2回で、00年6月20日のオリックス戦、01年6月18日の日本ハム戦以来。いずれも小久保、松中の打順で、松中、小久保弾は初めて。


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