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先発の高橋秀は、5回を投げ3失点も9三振を奪う力投を見せた
先発の高橋秀は、5回を投げ3失点も9三振を奪う力投を見せた

ソフトB王監督高橋秀に温情追試

<ソフトバンク1―5ロッテ>◇2月28日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンク王貞治監督(66)が、第6の先発を狙う高橋秀聡投手(24)に温情の「追試」を課した。高橋秀はロッテ戦に先発し、5回3失点。今日1日の中日戦に先発する神内とともに「一発勝負」の方針だったが「1回は見事だったし、2回以外はまあまあだったから」と、神内の結果を待たずに再テストのチャンスを与える方針を示した。

 初回は文句なしの合格投球だった。先頭の西岡を141キロの直球で見逃し三振に仕留めると、続く根元はスライダーで空振り三振。3番福浦も相手の打撃をさせない左飛に打ち取り、内容は完ぺきだった。ただ、問題は2回だ。「打たれるとどうしても点を取られる。向かって行く気持ちが力みになってしまった」と高橋秀。1死後、大松に右二塁打を打たれると、3安打と1四球で3失点。「走者が出ると中、中に入る。走者がいなければ得点は本塁打くらい。走者がいるときほど、いい投球ができるようにしなければ」と王監督も2回の投球には苦言を呈したが、初回の登板が王監督の心情をくすぐった。

 8回にはルーキーの森福允彦投手(20=シダックス)が、オープン戦2度目の登板をし、1回で1安打、2四球を許しながら、何とか無失点に抑えた。中継ぎとしては不安を残す結果だったが「ちょっと緊張したらしい。それで0点に抑えるんだからよく投げた」と、2万8044人の観衆の前で投げた本拠地初舞台を考慮。高橋秀とともに内容と状況を重視する査定方法で、評価を先送りにした。

 温情にも見える評価は、両投手に対する期待の裏返しでもある。王監督は8日のヤクルト戦まで、若手への門戸開放を宣言。同時に、10日の広島戦以降はレギュラークラスを中心とした起用に切り替える方針も打ち出している。当落線上の選手への寛大な評価も、残り7試合だ。【中村泰三】

 ソフトバンク杉本投手コーチ(5回5安打3失点の先発高橋秀に)「ボール自体は悪くない。ただ、走者を背負って淡泊になるところがある。次は中継ぎで登板させて、先発としてのテストをする」


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