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ソフトB小久保回復証明の柵越え7本

小久保は足のケガ後、グラウンドで初の打撃練習を行う(撮影・藤尾明華)
小久保は足のケガ後、グラウンドで初の打撃練習を行う(撮影・藤尾明華)

 左ふくらはぎを痛め、別メニュー調整中だったソフトバンク小久保裕紀内野手(35)が23日、3月3日の巨人戦(福岡ヤフードーム)デビューを先発出場に“上方修正”した。宮崎キャンプ最終日のこの日、全体練習へ部分合流。柵越え7本のフリー打撃で復調をアピールし、仲間とともに一本締めで打ち上げた。区切りに間に合った小久保は、復帰の照準に定めていた「3・3」について明るい表情で口を開いた。

 小久保 27日から通常メニューに入ってノックも受ける。そこで(巨人戦までの)4日間、様子を見て問題がなければ、守備からスタメンで出るのが目標やし、問題があればやめるよ。

 当初の「余裕があれば代打で出場」という控えめな姿勢から大きく変わった。その変化にけがの回復ぶりがうかがえた。

 11日の練習中に急性筋硬直(こむら返り)を起こして以降、屋外でのフリー打撃は初めて。力のこもった93スイングではタイミングが合わず、打撃ケージの上部ネットに打ち上げる場面はあった。それでも「状態は良くなっている。打つ方は目いっぱいでした」と笑顔をみせた。巨人時代の昨年3月に同じ個所を負傷。その際に作成したリハビリメニューを今回、取り寄せている。フリー打撃前には植え込みの傾斜を利用した「坂道トレ」を行うなど、計画通りにメニューを消化する成果が表れている。

 今後、瞬発力が必要な守備で左ふくらはぎを最終確認し、問題がなければ自らGOサインを点灯させる。「(けがを)やって2週間後は一番、再発しやすい。この4~5日は慎重にやらんと」。1年前の“古傷”だけに傾向と対策はある。「張り切りすぎたのは分かっている」とキャンプイン当初の気持ちを制御しながら、背番号9が完全復活へと近づいていく。【押谷謙爾】

[2007年2月24日8時32分 紙面から]

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