ソフトB斉藤和紅白戦初登板で2回完全

- 紅組の先発をした斉藤和は2回を完全に抑える投球を見せた(撮影・藤尾明華)
<ソフトバンク紅白戦:紅組3-1白組>◇21日◇アイビースタジアム◇特別ルール
ソフトバンク斉藤和が2年連続4度目の開幕投手へ、貫録のパーフェクト発進だ。紅組の先発として紅白戦に初登板し、2回を打者6人の完全投球に抑えた。「納得? 全然。最初からストレスがたまると思ってたから。コースもだし、球自体もスピードも全然ですから」。結果としては上々の滑り出しにも、エースの口からは不満の言葉が漏れた。
4番松中に痛烈な遊ゴロを打たれた直後の2回1死からは、走者がいなくてもセットポジションで投げた。「松中さんのがアウトになったからね。走者が出そうにもなかったし」。言葉通り、若手の江川、城所を難なく打ち取った。昨年は投手5冠を達成し、2度目の沢村賞も手にした。結果だけに満足するレベルではない。あえてハードルを設定し、調整に務めた。
25日の巨人との練習試合に登板し、その後のオープン戦は3月24日の開幕戦に照準を合わせ、同3日の巨人戦から中6日登板で3試合に登板し、仕上げる予定だ。「目指すのは当たり前。そういう立場にあると思っている」と、開幕投手を当然の役割として受け止めている。王監督が「本人はまだまだと思ってるだろうが、こっちとしてはあれくらい投げてもらえればいい」と言えば、杉本投手も「開幕前の万全に行ける、というところではなくても、大丈夫だろうとは言える」と信頼を寄せる。斉藤和の存在感の大きさが際立つ、初登板だった。
[2007年2月22日8時56分 紙面から]
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