稲尾氏「ソフトB大隣は素質高い」
右足ねんざのためB組スタートとなったソフトバンク期待の即戦力ルーキー大隣の練習を見守った。けがのため別調整となっているが、キャッチボールでも力強いボールを投げていただけにA組昇格も間近だろう。この日、寒風にさらされながらもサブグラウンドで行っていたキャッチボールは、思った以上に腕の振りがしなやかだった。どっしりした体つきからして、もっと硬い投球フォームかと思っていたが、150キロ超の速球を投げる剛球派にしては、実に左腕の伸びがよく、ひじの使い方も柔らかい。ボールの回転、伸びもよく、いわゆる地肩も強いと感じた。
速球派といわれる投手は、地肩の強さにまかせて投げるタイプと、腕の振りのしなやかさ、柔らかさで投げるタイプの2つに分かれるものだが、大隣の場合はその両方を備えている。担当の永山チーフスカウトも「剛球タイプですが、コントロールもいい」と評価していたが、それもうなずけた。
とはいっても、課題もある。踏み出す右足のひざが多少突っ張り気味になる傾向があるようだ。今の投手全般に言えることだが、ステップする足のひざをもっとうまく使うことができれば、もっとウエートが乗った投球が可能になる。(日刊スポーツ評論家)
[2007年2月3日9時59分 紙面から]
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