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佐賀北ナインを計4000人が祝福

深紅の優勝旗を先頭に母校にがい旋する佐賀北高ナイン(共同)
深紅の優勝旗を先頭に母校にがい旋する佐賀北高ナイン(共同)

 「がばい旋風」の後は「がばいフィーバー」だ。初の全国制覇を果たした佐賀北ナインが23日、佐賀市内の佐賀北へ凱旋(がいせん)。新幹線で博多到着時には2000人、学校にも2000人が祝福に詰め掛けた。佐賀北野球部に県民栄誉賞が授与されることも決定。佐賀北の旋風は地元でもしばらく収まりそうにない。

 13年ぶりに佐賀に優勝をもたらしたナインにビッグなプレゼントが贈られることが決定した。23日、古川康知事が県民栄誉賞を佐賀北野球部に贈ることを発表。「そんなすごい賞をいただくなんて、本当にすごいことをしたんだなと思います」と市丸大介主将(3年)はあらためて甲子園優勝のすごさを実感していた。

 新幹線からバスに乗り換えた博多駅では地元佐賀ではないにもかかわらず2000人が出迎えた。その後佐賀市内の学校へバスで移動。学校には凱旋したナインを一目見ようと2000人が待ち受けていた。テレビの中継車数台が学校に陣取り、キー局をふくむカメラ7台がナインを取材した。

 百崎敏克監督(51)を先頭に、優勝旗を掲げた市丸主将らナインが校内の凱旋式会場に現れると、あまりのフィーバーぶりに目を見張った。学校でも携帯電話のカメラを四方八方から向けられてびっくりしていた。決勝で満塁弾を放った副島浩史(3年)は「人がこんなに集まってくれて優勝したんだと実感しました。自分があんな場面で打てるなんて今でも信じられない」と話した。エース久保貴大(3年)は学校に戻ってホッとしたのか「こんなに喜んでくれてうれしいです」とリラックスした笑顔を見せた。

 24日は朝から県庁、市役所への表敬訪問、テレビ出演など分刻みのスケジュールが待っている。残り少ない夏休みで宿題も残っている。百崎監督をはじめ、市丸、久保、副島は日米親善高校野球の代表に選ばれ、早速26日から合宿に合流する。佐賀北ナインがゆっくりできる日はまだまだ先になりそうだ。【前田泰子】

[2007年8月24日8時54分 紙面から]

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