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都城泉ケ丘のセンバツが終止符/センバツ

- 大垣日大に敗れ、グラウンドを後にする都城泉ケ丘のエース諏訪(中央)と森山
<センバツ高校野球:大垣日大4―1都城泉ケ丘>◇30日◇2回戦
21世紀枠で出場した都城泉ケ丘(宮崎)が大垣日大(岐阜)に1―4で敗れた。エース諏訪日光(3年)が10安打で4失点。2001年(平13)の宜野座以来、21世紀枠校の8強入りはならなかったが、OBのそのまんま東知事(49・本名=東国原=ひがしこくばる=英夫)の「そのまんまフィーバー」に乗ってその名を全国に広めた。関西(岡山)は背番号5の川辺郁也(ふみや=3年)が、わずか77球で創造学園大付(長野)を完封し、5年ぶり8強入り。広陵(広島)は4年ぶりのベスト8入りを果たした。
都城泉ケ丘の“春”が終わった。21世紀枠での甲子園出場。周囲の大きな期待を背負い、初戦を完封勝利で突破したが、その勢いを続けることができなかった。
初戦で2安打完封とベストピッチを見せたエース諏訪は、マウンドに上がった時から不安だった。「この前以上の投球はできないだろうな」。その予感は的中する。1点リードをもらった初回、先頭打者に安打を許すと2死から長打と内野安打で2失点。「疲れがあったんだと思います。制球が定まらず球が高めに浮いてしまいました」。ストライクを取りに行った球を打ち込まれ、結局10安打4失点に終わった。
それでもこの日の守備は無失策と、持ち味の「守る野球」はできた。「選手はのびのび力を出してくれた。21世紀枠で出させてもらって、恥じない試合は出来たと思います」と佐々木未応監督(34)は選手を頼もしく見つめた。
初戦の後、祝福の電報をくれたそのまんま東知事(49・本名=東国原=ひがしこくばる=英夫)がインフルエンザで入院。知事を激励することはできなかった。東知事との「校歌を聞かせてくれ」という約束は果たしたが「甲子園の土を持って帰って」という約束はまだ先だ。「土は誰も持ち帰っていません。夏にまた来るから」と森山三幹男主将(3年)は言い切った。
「そのまんまフィーバー」だけでなく、初陣の見事な勝利で全国のファンの心に「都城泉ケ丘」の名前を刻みつけた。「甲子園に来るという夢は果たしたので、今度は甲子園で2勝、3勝したいです」と諏訪は目標を挙げた。いつもの課外授業とは違う最高の“春休み”を過ごし、ひとまわり大きくなった都城泉ケ丘ナイン。夏こそ甲子園で「泉ケ丘旋風」を巻き起こしてみせる。【前田泰子】
[2007年3月31日8時27分 紙面から]
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